大根はどこまで食べられるのか。タネになる前の鞘を食べてみた。

大根はどこまで食べられるのか。タネになる前の鞘を食べてみた。

大根の鞘は、食べられるのか

大根の「鞘(さや)」とは、大根の花が咲いた後にできる、大根の房のこと。

4月上旬、桜は見事な花を咲かせ、美しく満開になる。
春の花は、桜だけではない。
畑の作物たちも、次々と花を咲かせていく。
Do naturesの畑の一角は、大根の花でいっぱいになる。
小さくてかわいい、白い花。
これが、大根の花だ。
「エディブルフラワー」といって、無農薬で育てられた生の花々を、そのまま料理にのせて食べることが流行ったが。
この白い大根の花を摘み、そのまま食べると、大根の味が楽しめたりもする。(サラダなどに大根の花をのせて食べるのも、なかなか良い)

大根の花が咲いた後。
4月中旬が過ぎた頃に、ひょうたんみたいな形をした大根の鞘が出来てくる。

しばらくすると、大根の鞘は、徐々に枯れていき、5月頃にはベージュ色の乾燥した鞘となる。

見方を変えると、何かのキャラクターのようにも思える、キュートなカタチ。

乾燥した鞘を割ると、丸いふくらみの中に、1粒ずつ、小さな種が入っている。
自家採種を繰り返すので、大根の鞘のまま保存し、また次の時期に種をまくのだ。

鞘を食べるためには、緑色の若い鞘を収穫する

大根1本につき、大根の鞘は、結構沢山できる。
Do naturesでは、毎年冬に数本、種用に大根を残すが、種として使いきれないほどの量になることもある。
「だったら、残す数を減らせばいいじゃないか」
そう言われることもあるが。
畑で、春に花々を楽しめること、蝶々たちが楽しそうに花々を訪れる姿。
畑の花々が、数少ないミツバチの貴重な蜜源となることにも、幸せを感じるのだ。

「フレッシュなうちは、鞘も食べられるかもしれない」
若い大根の鞘を取り、その場で鞘をかじってみたことから始まった。

【大根の鞘を食べる】 ためには、
4月の「若くて柔らかい緑色の鞘」を収穫する。
片手で大根の茎を持ち、反対の手で茎の根元のほうから手前に引くと、鞘が一気に収穫できる。

収穫した緑色の鞘をザルに入れ、ボールに溜めた水と、流水でよく洗う。

鞘に付いている茎は固くて食べずらいので、手で取り除く。

熱したフライパンに油をひき、鞘を入れて炒める。

軽く炒めたら、醤油、みりんを、大体1:1。
そこに、お好みで、かつお節を入れる。

再び、サッと炒めたら、皿に盛って出来上がり。

「大根の鞘炒め」は、出来たてが、一番美味しい!!
大根を育てている人なら、良く見る大根の鞘。
大根は、鞘も食べられる、畑の豊かなごちそうだ。
熱いうちに、美味しく食べよう。

大根の鞘炒めにも合う、自然派におすすめのビールはコレ

日本のメーカーにはない、無添加のノンアルコールビール。
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本場ドイツで本物のビールを作り、そこからアルコールを抜いているので、
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一度飲めば、その違いが、明確にわかるだろう。
(ノンアルコールだから、夏の畑にもピッタリだね)